秋の夜長に
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Keith Jarrett/The Melody At Night, With You

最近よく聴いている。
幸せなときに聴くと それを実感するし
悲しいときに聴くと 治療してもらっているような感じ。

やさしくて せつなくて ただただ 美しいです。



車に乗っていると 道路の真ん中に轢かれた子猫が2匹いた。
1匹は動かず もう1匹は後ろ足が動かないようで 前足だけでずりずりと動かないほうの子猫に向かって這っていた。
2匹とも動かなかったらそのまま除けて通過していたと思う。
でもまだ生きてた。
後ろを振り返るとバスや車が近づいてくる。
車を降りて近づいて 2匹を抱えようとして、、ひるんだ。
こわかった。
前足で這っている子猫の片目はどろんとした半透明のゼリーみたいなのでブラブラとぶらさがっていた。
体の下は血だまりで。。
それでもにゃーにゃー小さい声で叫んでいた。
それに動かないもう1匹も横たわったまま鳴いていた。
こっちもまだ生きてる!!
2匹とも抱え 歩道に移動してそっと置いた。
でも、、あっという間に 前足で這っていた子猫は後ろ足を何度か小さく蹴って動かなくなった。
横たわっていた子猫も。

しょうがないか。。。

客待ちタクシーの運転手さんが降りてきて「これで手を拭きな」とタオルをくれた。
街路樹の下に2匹をくっつけて寝かせてタオルをかけた。
自分でびっくりするほど手が震えた。
ガタガタの手で何度もなでて 無事に天国に着くように祈った。
兄弟いっしょだから天国でも寂しくないでしょう?とか
もう痛くないよね。とか
迷わず行くんだよ。とか
そうだ、名前をつけたげるから天国の門のとこでそれ言いなさい。とかバカなことも。。

あれから1ヶ月。
無事に着いたかなぁ。
天国で走り回ってるかなぁ。

なんて、、これを聴きながらぼーっと考えたりしている秋の夜長です。
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by brownnote | 2011-10-20 22:03 | ひとりごと
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